ステージパパ
昨日、月並能にて凜太郎が『三井寺』の子方を何とか無事勤めました。
シテは、金森秀祥師。丁寧なご指導を頂きました。
1時間以上座りっぱなしで、最後に謡がたくさんありますので、幼稚園児にはなかなか大変な役柄で、1年以上前に家元からお役を頂戴した時は、まだ早いかもとは思いましたが、挑戦できるお役を頂戴したと思って、他のお役と並行しながら、時間をかけて稽古してまいりました。
こんな時に限って、本番数日前から、右足にケガと水いぼが!右ひざを下にして、左膝を立てて長時間座るのに。
夫婦で「たいしたことない」と本人に言い聞かせて(思い込ませて)、無理矢理勤めさせました。
子供には本当にやきもきさせられます。自分のことならば、無理が通るしどうにでもなりますが。
これからも、家族での(心の)戦いは、子方を卒業する中学生くらいまで、何年も続くのでしょう。
次回は、今月9月30日(日)水道橋・宝生能楽堂における「宝隆会」(田崎隆三師同門会)にて、『鶴亀・曲入』の子方(亀)を勤めます。
先日8月2日のMOA美術館薪能と同じく、水上達君とのコンビ再結成。また稽古が始まります。
それが済むと、来月10月20日(土)には、五雲会にて『花筐』(シテ 小倉健太郎師)の子方。
私、自分の舞台も勤めながら、最近は、ステージパパもしています。