ありがとうございます!

本日、皆さまのお陰で、なんとか第5回和久荘太郎演能空間を催すことができました。

 

このような非常事態のなか、お越し頂いたお客様には、心より感謝申し上げます。

また、「本当に残念ですが」というお言葉を頂いた上で、お越しになれなかったお客様の温かいお言葉にも、いたく励まされました。

 

通常の公のイベントや催しならば、間違いなく「公演中止」の判断をして告知するべき事態だったと思いますが、演能空間は、中止ができない事情が多々あります。

もちろん、「役者としての意地」という面もありますが、この催し、内情をこの機会に恥を忍んで申しますと、妻と私二人で、和久家の家計のみでやっている、小規模の催しなのです。事務員やスタッフを抱えてやっている、景気の良い大規模な催しに見ていただいているかもしれません(自意識過剰?)が、そうではないのです。夢を壊してしまったかもしれません。

立派でキレイなチラシ(自画自賛で恐縮ですが)からは想像できないと思いますが、毎回、100万円弱の赤字を抱えながら、催しております。

 

そのような状況の為、「払い戻し」のご希望のご連絡には、誠実な対応ができなくて、本当に申し訳なく思っております。

 

本日の公演にお越しになれなかった方は、是非とも、当ホームページ内「お問い合わせ」に、お名前とご住所をお知らせ下さい。本日お客様に配布した、演能空間パンフレット(能楽評論家・金子直樹氏の解説文付き)や、今後の公演のご案内を郵送させて頂きます(事情により、10月末頃の発送となります)。

 

これで、私はめげていません。また次に向かって邁進致します!

 

本日は、本当に有難うございました!